結ばれた聖糸から 聖糸づくり編

皆さまこんにちは。

先日は、きっと素晴らしいウェーサーカ祭を過ごされたことと思います。
知り合いの方から、『おうちウェーサーカ』というほっこりとした言葉を聞き、ほんのりとしたあたたかさを感じました・:*+.

さて、前回『聖糸』についてスマナサーラ長老の法話をご紹介させていただきました。
今回は、その『聖糸』づくりに焦点を当ててみたいと思います!

*『聖糸』とはウェーサーカ祭や法要の最後にお坊さまに祝福のお経をあげて頂きながら、右手首に結んでもらう『糸』になります*

毎年、ウェーサーカ祭の1週間くらい前に、ゴータミー精舎ではボランティアの皆さんが集まって、ウェーサーカ祭の準備をします。
準備の内容は、精舎の飾りつけ、お布施の食器類の準備、会場のセッティングなど多岐にわたり、その中のひとつとして、聖糸づくりも一緒に行われています。

聖糸づくりのボランティアに毎年参加されている方々のお話を参考に、どのようにして作っていくのか、簡単にご紹介したいと思います。

①聖糸づくり準備

聖糸に使う糸は、しっかりとしたものを使っていて、種類や太さは一般的な太さのレース編み用の糸といった感じのもののようです。ゴータミー精舎では、糸の色は仏旗と同じ、赤・白・黄・青・橙を使って作っていますが、この聖糸の色や太さについては、正式には決まっていないようで、各仏教国の文化によって違うようです。また、聖糸を編むためにかぎ針を使います

②作り方

5色の糸を、それぞれ25~30㎝くらいにカットします。その5色の糸を、束ねてひとまとめにし、真ん中あたりで結び目が3つできるようにかぎ針でくさり編みをしていきます。編み方としては、作り目、くさり編み3回、編み終わり、の順番になっています。
くさり編みの詳しい編み方などは、編み物の基礎の本や、ネット、YouTubeなどでも見ることができますので、そちらをご参考ください。

また、聖糸が短いとお坊さまが結びにくくなってしまうので、出来上がりは、聖糸全体が少し長めになるように作成しているそうです。

以上、聖糸の作り方を簡単にご紹介させていただきました。

数年前に一度だけ聖糸つくりに参加したことがあったのですが、初心者の私にとても丁寧に教えてくださったことがすごく嬉しかったのを覚えています。
かぎ針編みの最初の結び目部分がどうしてもうまくいかず、何度も何度も聞きながら作成していったのですが、その際にも、『ちょっと待ってね、私の教え方がわかりにくいのかもね。言い方を変えてみるね』と、手取り足取り、わかるまで教えて下さったことが、はじめて参加して不安だらけだった私に、安心感を与えて下さいました。

また、いつも聖糸つくりに参加されている方からも、仏教に役立つ作業をみんなで行える素敵な集まりで、参加するだけでとても楽しいです、というお話を伺いました。

さらに、この聖糸の色やデザインについてどのような決まりがあるのか、先輩方に聞いてみましたところ、各国の様々な聖糸にまつわる情報を提供してくださいました。


その記事を読んでみましたところ、先にも書きましたが、聖糸の色については白い色が主流のようですが、特に決まりはなさそうで、それぞれの仏教国の文化などによって違うようです。ゴータミー精舎では、現在、5色の糸を使っていますが、白い糸で作られたものもあります。白い糸で作られたものは、結び目が3つ、というものではなく、いくつもつくられていることから、デザインもこれが正しいというものはなさそうです。

各国の仏教文化によって『聖糸』の意味付けやデザインは異なっていましたが、お釈迦さまを師匠とする者同士のつながりを感じました!

『聖糸』の深い意味については理解の域に達することは出来ませんが、お釈迦さまにこれからもしっかりついて行くための『糸』として、心を引き締めていきたいと思います。

今回、この聖糸の記事を書くのに、数名の方にご協力いただきました。本当にありがとうございました!
精舎で一緒に活動が出来ない現在、このような形で皆さまとご一緒に記事を作ることが出来たこと、また、皆さまと横のつながりを結んでいけたことにとても感謝しております。

生きとし生けるものが幸せでありますように

この聖糸ですが、こういった準備の際にたくさん作っておいて、ウェーサーカ祭はもちろん、その他全国の行事でも使われているそうです。

結ばれた聖糸から 聖糸づくり編”へ1件のコメント

  1. 石川 眞知子 より:

    このホームページがあることをゴータミー精舎便りを見て初めて知りました。
    地方にいるので、精舎で行われていることや実務面等全く知らないので、すごく勉強になります。
    聖糸の意味も知る術もなく2年前からの三種付いてます。ありがとうございました。

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