年末年始、明るい光のゴータミー精舎【準備編】

すっかりご無沙汰しておりました!すでに年も明け、2月になってしまいましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
まだまだコロナ禍ではありますが、きっとよい年末年始を過ごされたのではないかと思います。

さて、年が明けてからからひとつき経過してしまっていますが、今回の年末年始、ゴータミー精舎は開門しておりました!
例年ですと、閉門していることが多いのですが、2020年はコロナでたくさん人たちが大変な状況におかれ、また、それでもなんとか頑張って一年過ごしてきたのだから、年末年始、精舎を開けてお正月をお祝いし、少しでも明るい心で新しい年を迎えられるように、穏やかな、あたたかな気持ちになれるように、そんなスマナサーラ長老のご提案から、お正月に向けて精舎を美しく飾りつけすることになりました!!

今回は、その様子をお伝えいたします!

◆話し合い

年末年始を開門する、ということに決まったのは12月初旬でした。そこから、どのように開門するのか、飾りつけはどうするのか、何回かに分けて話し合いがZoomを使っておこなわれました。

コロナ以前の精舎の会の会議は、精舎でおこなわれていましたので、様々な準備について実際に品物や場所を確認しながら進めていけるのですが、Zoomですとなかなかそうはいきません。推測であれこれ話をして、概要を決めて、別の日に精舎でまた確認して…、など、何度かそれをくりかえして話を詰めていきます。実際に会って話をしているわけではないので、行きちがいや、勘ちがいなどもよくありますが、そこは、同じ志を持つもの同士として、思いやりと、相手を理解して進めていく、という、長年つちかわれた信頼関係のなかで、試行錯誤ながらも、話がしだいに固まっていきました。

今回の準備は、有志の方数名が中心となって進めてくださり、その方々からどのように準備されていったのか伺いました!

◆品物の用意

ある程度の話し合いが進んだところで、飾りつけや、そのほかの品物の用意など、具体的な準備に取りかかります。

今年はスマナサーラ長老のご提案で、玄関に門松を飾ろう!ということになりました。
しかし、時期的にお店などに門松を発注するには、すでにしめ切りが過ぎてしまっていたり、大きさが合わなかったり…、これ!という品物がなかったそうです。
さらに、ホームセンターを何件も見てまわったり、ネットなどで探したりもして下さったそうですが、販売していなかったり、売り切れてしまっていたりして、なかなか見つからず…、結局、自作しよう!!という、スゴイ案が飛び出しました!!

ネットで作り方を勉強し、それに必要な品々を用意していきます。有志の方々があちこちのお店を探して、門松用の鉢、松、梅、南天、葉牡丹、敷石、飾り、などを用意してきてくださいました。
しかし、肝心の竹だけがどうしてもピッタリなものが見つからず困っていたところで、会員の方から、門松用に綺麗にカットされた竹がお布施されてきたのです!!

お布施された竹

さらに精舎を飾りつける品物、精舎に来られた方々にひと息ついていただくためのお茶類など、まるでこの準備をよろこんでいるかのように、たくさんの品物が気持ちよく集まり、いよいよ精舎の飾りつけです!

◆精舎での準備・門松

精舎の飾りつけは、12月末に行われました。まずは門松作りです。スタッフ全員が門松を作るのははじめてのことだったそうで、YouTubeなどを参考に作り方を何度も調べ、いざ、作成に挑みます。精舎の1階で門松制作のために集められた品物を目の前に、あれやこれや、楽しい試行錯誤の始まりです!

集められた飾りつけ用の品々

竹が倒れないように、敷石でしっかり固定し、葉牡丹や飾り物をバランスよく配置し…、華やかに、観た方々の心が、パッと明るくなるようなイメージで、何度も手直し、見直しながら、進めていきます!
そうして、慣れない作業ながらも、ウキウキするような気持ちで作られた門松は、ものすごく美しく、また、新年を彩るのにふさわしい、立派なものに仕上がりました!!

門松が飾られたゴータミー精舎の入り口

◆精舎での準備・飾り付け

さて、そんな立派な門松をさらに盛り上げる飾りつけを精舎にもおこなっていきます!

玄関周りには、ガラスの器に入れた小さなロウソクをならべ、門松からドアまでの道のりを照らします。その様子は、暗い道をやわらかな光で導き、まるで私たちのゆく道を灯してくれているような、安らかな気持ちにしてくれました。さらに、1階のお釈迦さま脇の窓ぎわにも同じようにロウソクをならべて、道ゆく人からもゆらめく明かりが見え、精舎が穏やかな光に包まれているような、そんな雰囲気がつくられていきました。

淡い光が導きます
並べられたロウソク 

その大きな窓の上の方には、イルミネーションライトに和紙で作った手づくりの小さなランタンをかぶせ、柔らかな灯火がお釈迦さまのまわりを照らします。淡い光を放つそのオレンジと黄色のランタンは、何度も試作をくりかえして作られたとのことですが、とても手作りとは思えないほどの美しさで、精舎に来た人、外の通りを歩く人をやさしく照らしてくれました。

和紙でつくられたランタンが華やかさを演出してくれました

玄関には『ご自由にお参りください』と書かれた、かわいいお正月飾りで飾られた案内が貼られ、あたたかく人々を迎え入れてくれます。

キッチンでは、精舎に来られた方々にひと息ついていただくための、お茶や、お菓子が並べられていました。また、お参りにこられた方々へお菓子と、誓教寺さんからお布施いただいた絵本とお線香が入った小さなお土産も用意されました。

誓教寺さんからお布施された絵本

◆菩提樹の飾りつけ

ゴータミー精舎の手前にある緑道に菩提樹が2本植えてあるのですが、そちらにもスマナサーラ長老のご提案により、飾りつけをすることになりました。クリスマス前に、すでにイルミネーションライトで美しく飾りつけしていたのですが、そこにさらに、お正月用の飾りをして、ここを歩く方々にお正月気分を味わってもらおう、ということになったそうです。

インドにある菩提樹が仏旗で美しく祀られているのを参考に、小さな仏旗たくさんをつくり、雨風にたえられるようにそれをラミネート加工し、ひもでつないでいきます。それを、菩提樹の枝に飾っていきました。さらに、菩提樹が神聖な木であること、大事な木であることをお知らせするためにも、しめ縄と紙垂を取りつけ、菩提樹のまわりもきれいに掃除していきました。
ヤサ長老、ヘーマラタナ長老がその飾りつけを手伝ってくださり、イルミネーションライト、仏旗、しめ縄とにぎやかに飾りつけられた菩提樹は、とても華やかで、かつ神聖な場となり、その緑道を歩く方々が、自然と菩提樹に手を合わせる姿を何度も見るかけるほど、素晴らしいものとなりました!!

ちいさな仏旗で飾りました
しめ縄と紙垂を飾った菩提樹

ここまで準備を進めていくのに、さまざまな問題や、難しさがいろいろあったそうですが、スタッフの方々の、素敵なお正月を皆さまに、というあふれるばかりの心優しいエネルギーと、鍛え抜かれたチームワークの良さが発揮され、あらゆる苦労をものともせず、すべて乗り超えた楽しさと嬉しさのなか、素晴らしい大晦日、新年を迎える準備が整っていったそうです!

ほのかな灯りが道行く人の心を和ませてくれました

今回の記事のなか、わたしが参加したのは初期の準備の話し合いのところまででした。仕事がら年末年始が忙しく、準備をお手伝いすることはかなわなかったのですが、後日、このようなお話聞いたり、写真を見せていただいたり、そのつど、状況をシェアしてくださっていたおかげで、まるで自分もその作業に参加しているような、そんなうれしい気持ちに何度もなりました。
そして、大晦日、仕事帰りに精舎に立ち寄った際に、その美しさに、思わず息をのみました…!!年末年始だけでなく、ずっと飾っていたらいいのになぁ、そんな気持ちになるほどの素晴らしさでした

次回は、大晦日、お正月の精舎の様子をお伝えしたいと思います…!

今回、お正月のために準備されたスタッフのみなさま、毎回、たくさんの情報を快くご提供してくださった皆さま、また、なかなか書き上がらない記事を気長に待ってくださった皆さま、すべての方々に心より感謝いたします。

生きとし生けるものが幸せでありますように・:*+.

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